いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

整体でトラブルが多いというのは本当か?

question-mark
 

1.整体でトラブルが多いというのは本当か?

<週刊朝日> 2013年11月29日号

肩こりや腰痛など、病院で診てもらうほどでもないちょっとした不調を、マッサージや整体で改善している人も多いだろう。しかし、その施術で症状が悪化したり、しびれや痛みやマヒが出たりするなどのトラブルも起こっている。

 昨年8月に発表された国民生活センターの調査によると、マッサージや整体などの施術を受けて健康危害が発生したとの相談は年々、増加傾向にある。相談した8割の人が医療機関を受診、そのうち3割は治療に3週間以上を要していた。

同センターによると、今年4月から11月13日までの相談件数は754件にのぼり、昨年度の1266件とほぼ同じペースだ。(以下省略)

随分と偏った一方的な記事ですね・・・。

知り合いの整体師が経営する整体院や、ご来院くださるクライアントさんから、
整体を受けたことによって、事故にあったという話は聞いたことありません。
とはいえ、残念ながらその手のトラブルは存在すると思います。

しかしながら、病院においても、医療事故や医療ミスの類は当然発生します。
最低限、病院でにおけるトラブルの数字も挙げ、双方の分母(患者さんの数)を
明記した上で、比較してもらいたいものです。

これでは、1266件という数字が、果たして多いのかどうか判断できません。

【拙・新方式の手術で医療ミス





 

2.最後の選択肢として整体

そもそも、体調が優れなくなった際に、第一選択肢として、整体を選ぶ人が
どれくらいいるのか疑問です。当院をご利用くださるクライアントさんの大半は、
いろんな病院を転々として、様々な治療を試してみたものの、一向に改善されず、
「最後の選択肢として整体に」という場合が殆どです。

真っ先に、整体院へ行くことを選ぶケースは、その整体院のセラピストさんと、
余程の信頼関係が築けている場合のみです。さらに、その場合でも、
まずは病院での治療、検査を奨めることが多いというのが現状です。

つまり、現行の病院で行われている治療では対応できないケース、
平たく言えば、整体とは隙間産業なんですね。

かつて、さしたる根拠も明記しない記事で、漢方がバッシングされていた時期がありました。
その後に、独立経営の漢方薬店が減少し、病院内で漢方を取り扱うところが増えたわけです。

不思議なことに、病院で漢方が処方されるようになってからは、漢方の効能を疑問視する記事や
報道は殆ど見かけなくなりました。これは決して偶然ではないでしょう。

【拙・風邪をひいても熱を下げない方が早く治る医学的根拠
 

3.外科の先生が整体を紹介する事情

以前、定期的にご利用くださっていた整形外科の先生が、
時折クライアントさんを紹介してくださっていた時期があったのですが、
「なんで先生のところで治療しないのです?」と尋ねたことがあります。

整形の先生いわく、「うちで治したら君らの仕事がなくなるやろ?」とのことでした。
奇妙に聞こえるかもしれませんが、もっともな指摘です。

整形外科において、湿布や痛み止めの薬で済ませるのではなく、筋肉や骨格にアプローチして
治そうとする病院が増えると、整体業界は壊滅的な打撃を受けるでしょう。

最近では、病院内で整体師を雇って(もしくは理学療法士)、整形外科従来の
湿布や薬の処方と合わせて物理的な治療を行っている病院が増えつつあります。





 

4.力量に差がある業界

さて、引用した記事に倣えば、整体で発生するトラブルとして最も多いのが、
骨折や打撲ということになるのでしょうか。

指圧や柔道整復(接骨院)、あるいは、針灸であれば、法的な資格制度があるが、
整体やカイロプラクティックについては、法的な資格制度がないため、
施術者の知識や技術水準に差があるため危険だという指摘があります。

どんな業界であっても、提供される技術やサービスには差があるものですが、
整体業界は特に差があるのは、残念ながら事実でしょう。

既存のクライアントさんからも、「資格を取って保険を使えるようにして欲しい」
というご意見を戴くこともあります。

【拙・自転車事故が厄介な理由
 

5.保険が適用されるマッサージがある?

massage
 
いつの間にか、整体≒マッサージという印象になってしまいましたが、
元来なら両者はまったく別ものです。そもそも、マッサージに保険が
適用されるケースもありません。

「マッサージに保険が適用される」と誤って認識している方がたくさんいるのか
考えてみると、接骨院業界の影響が大きいと言わざるを得ません。

接骨院で健康保険が適用されるケースは、医師の同意がある骨折、脱臼の施術、
あるいは、応急処置で行う場合の骨折、脱臼に対する施術と、それ以外では、
外部要因による、捻挫、打撲、挫傷のみで、マッサージは含まれていません。

そもそも、柔道整復(接骨院)の資格をとるための学校では、
カリキュラムにマッサージなんてありません。もちろん、実技訓練もないです。

「けど私が行ってる接骨院は保険でマッサージしてくれるよ?」という場合、
それは保険の申請内容を改竄し、不正請求をしているからです。

注意したいのが、接骨院は保険を利用した人の代行として保険を請求していることです。
つまり、不正が発覚した場合は、保険を利用した人も罪に問われます。
「私は不正だと知らなかったんです」と言っても、認められません。

上述したような事情で、残念なことに整体師が取得するべき国家資格そのものが
存在しない、というのが現状ですから、各々でひたすら、技術と知識を磨く他ありません。

【拙・入浴中のマッサージは危険か?
 

6.女性への猥褻行為

次に代表的なトラブルとしては、女性への猥褻行為でしょうか。
といいましても、仲間の整体師や、セミナー等でご一緒させて戴く整体師さんと
話していても、その手のトラブルは聞いたことがありません。

ところが、定期的に報道されていますので、やっぱり存在するのでしょうね・・・。

猥褻事件が報道されると、女性なら整体院へ行くのが怖くなってしまうのは当たり前です。
ただ、その手の事件を起す整体師はごく少数だという事を知っておいて欲しいです。

定期的にお越しくださっているクライアントさんから、「若い女の子が多いから楽しいでしょ?」
と、声を掛けられることがありますが、本音を言えば、老若男女で特に差はないです。

女性は男性と比較すると小柄であるため、少ない労力で身体を操作しやすい事はメリットですが、
いろいろと気を遣うことが多いので、そのメリットも相殺されてしまいます。
 

7.例えば痴漢の冤罪問題

痴漢の冤罪問題はご存知かと思いますが、男性からすると、そら恐ろしいです。
満員電車で女性を見かけると、「できれば女性専用車両に行っ欲しい」というのが本音です。

一瞬にして、職や家庭を失い、社会から抹殺されてしまう可能性があるのですから、
そう考えている男性の方が、おそらくは多数派でしょう。

以下はYahoo知恵袋に投稿された記事のスクリーンショットです。過激すぎますので、
肯定できる内容ではありませんが、男性なら共感できる部分もあると思います。

%e7%97%b4%e6%bc%a2%e5%86%a4%e7%bd%aa%e5%95%8f%e9%a1%8c
※ クリックで拡大

整体院においても同様で、女性のクライアントさんが、初めてご利用くださる
際には、どうしても警戒してしまいます。

例えば、スカートでご来院された方には、強制的にスウェットに着替えて戴きます。
ご本人が、「気にしないから大丈夫です」と言われても、了承することはありません。

何を主張したいのかと言いますと、女性とトラブルになってしまうと、
痴漢冤罪と一緒で、職を失いかねません。そこまでのリスクを背負って、
猥褻行為を働く整体師は、ごく稀だという事です。

関連記事 
【拙・整体に行ったら揉み返しになったのだが?
【拙・医者が薬を飲まないというのは本当か?
【拙・インフルエンザの予防接種は効果があるか?
【拙・市販の目薬はけっこう危険だったりする




最終更新日 2016年10月6日

2013年12月10日 | カテゴリー:日々の雑談

あわせて読みたい記事

お問い合わせ

自律神経失調症・パニック障害・不眠症

西宮・芦屋 ながた整体院

0798-32-0446

営業時間

10:30~13:00
15:00~21:00

※木・土曜日は19:00まで

電話受付

20:00まで
※木・土曜日は18:00まで

休診日

日曜日・祝日

»当院へのアクセス

»メールでのお問い合わせ

PAGE TOP

お問い合わせ