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骨盤ベルトを利用することによるデメリット

最終更新日 2016年5月21日

腰を痛めた女性

1. 骨盤ベルトを愛用する保育士さん

4年目を迎える保育士さんが、ぎっくり腰のためお越しくださいました。

件の保育士さんから、腰を痛めた際の状況等を情報収集し終えて、
実際に触診してみると、腰周りが硬すぎ。というか骨盤ベルトしてますよね?

というわけで、改めて情報収集し直すことに。

保育士さん曰く、保育士さんになってすぐに、先輩のアドバイスに従って、
仕事中は腰痛予防のために骨盤ベルトを装着するようになったのだとか。

その後、骨盤ベルトを外すと違和感があり、どうにもしっくりこないので、
仕事中だけでなく入浴と睡眠の時以外は、骨盤ベルトを標準装備するようになってしまったそうな・・・。

お仕事上保育士さんは、どうしても児童を抱っこする機会が多いため、
腰を痛めないための予防として骨盤を保護するのは正しいと思います。

重量挙げの選手が競技をする際に、ベルトを巻いて腰を保護しているのと同じ理屈です。

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2. 骨盤ベルトを使用することにより期待できる効果

ただ骨盤ベルトが腰痛を予防してくれるのは、あくまでも抱っこ等の機会に限定されます。

ぎっくり腰は、筋肉を本来の使い方とは異なる使用方法をしたとき、
つまり不自然な動作、あるいは無理に力を入れた際に発生しやすいのが特徴です。

骨盤ベルトを使用することによって、腰周りの動きは制限を受けることになり、
不自然な姿勢をとることが出来ません。無理な方向に筋力を使おうとしても、
可動範囲が制限されていますので、不自然な動作をとることができません。

従いまして骨盤ベルトは間違いなく、ぎっくり腰の予防になります。

さらには、実際に腰を痛めてしまった際に骨盤ベルトを装着すると、
痛めた筋肉の代わりとなって、身体を支えてくれる役割を果たしてくれますから、
腰の痛みを軽減させる効果を期待できるという優れものです。

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3. 骨盤ベルトを常に使用していると筋力低下を招く

とはいえ、優れた特性の裏には、相応のデメリットが存在することも忘れてはいけません。
骨盤ベルトが筋肉の代役を果たすということは、本来機能するべき筋肉が働くことができない、
つまり、休んだままの状態がつづくことを意味します。

日常の動作で使用されない筋肉は不要な筋力と看做され、エネルギーの効率化をはかるべく、
みるみるうちに筋力は低下していくことになります。病気や怪我をして1週間ほど寝込んでしまうと、
もれなく筋力も低下しますが、それと同様の現象が起こるわけですね。

そうしますと、普段から骨盤ベルトをしたままの生活に慣れてしまっている人が、
いざ骨盤ベルトを外した際には、どうしても心もとなく感じてしまうわけですね。

それで、なんとなくしっくりこないから、腰を痛めているわけでもないのに、
再び骨盤ベルトをしたまま私生活を過ごすように・・・。

こうなってくると、腰周りの筋肉は弱る一方です。筋力の動きが制限されているのですから、
当該の筋肉が発達するわけもなく、骨盤ベルトなしでは生活できなくなってしまいます。

骨盤ベルトの着用は、重量のあるものを持ち上げるといった腰を痛めそうな動作をとる時や、
実際に腰を痛めた時などに限定しつつ、骨盤ベルトの特性、メリットもデメリットも
しっかり把握したうえで、健康的に利用したいものですね。

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2013年12月8日 | カテゴリー:身体のおはなし

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