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忘年会シーズンの健康的なお酒の飲み方

ビールで乾杯の画像
 

1. 身体にとってアルコールは毒素

忘年会シーズンということもあって、アルコールにまつわるお話。

いわゆるお酒(エチルアルコール)は、身体にとって有毒であるため、
体内に入ると、速やかに肝臓で代謝され、その際の分解過程において、
エチルアルコールは、アセトアルデヒドに変換されます。

このアセトアルデヒドは、エチルアルコールよりもさらに毒性が強いため、
これまた極力速やかに肝臓で分解されることになります。

飲みすぎると嘔吐してしまうのは、体内で処理しきれなくなったアセトアルデヒドや
エチルアルコール、つまり毒素を強制的に体外へと吐き出しているわけですね。

その後、アセトアルデヒドは酢酸になり、最終的には水と二酸化炭素にまで
分解され、ようやく尿や汗として体外へと排出されます。

【拙・アルコールの代謝の仕組み
 

2. 血管への負担

またエチルアルコールは、バソプレシン(抗利尿ホルモン)を抑制するため、
エチルアルコールが体内に入ると、身体は積極的に水分を排出しようとします。
飲み会の席でトイレが近くなるのはこのためです。

一方で、アセトアルデヒドは、ノルアドレナリンの働きを阻害するため、
それをうけて血管が拡張した結果、血行が良くなり、血圧は低下します。
お酒を飲むと緊張感が緩和し、気が緩みがちになるのはこのためなんですね。

寒い時期に、暖かい店内から店外へでると、身体は熱を逃がさないように、
今まで緩んでいた血管が急激に収縮します。

ちなみに、寒いときに鳥肌が立つのも、熱を外に逃がさないためです。

店外にでてから、お会計を待つ間に、「ちょっと一息」ということで、
煙草に火をつけて一服する方がいますが、 喫煙も急激に血管を収縮させてしまいます。

先にあげた通り、体内の水分が失われている状態で、寒さと喫煙などの
血管が収縮してしまう要素が重なると、脳卒中をはじめ、 血管系の重篤な疾患が
生じる危険性が高くなります。実際にこのタイミングで発症してしまう症例は多いのです。

命に関わる重大な問題ですから出来る限りの予防は、しっかりしておきたいものです。

【拙・血管は強化できるか?
 

3. 健康的なお酒の飲み方

健康的にお酒を楽しむため、上記のリスクを軽減させる対策と致しましては、
まずお酒を飲んでいる時から、常に水分の補給を心がける。

ひらたく言うと、アルコールとは別に水の入ったグラスを用意し、
アルコールと水を平行して飲む、と言うことです。

ただアルコールの場合、小腸だけでなく胃からも体内に吸収されます(20パーセント程度)ので、
濃度の高いお酒の場合は、水と交互に飲むよりも、水割りにしてしまった方が効果は高いです。

次にコートやマフラー等の防寒具を店内にいるあいだに着てしまいましょう。
いったん店外にでてから、改めてコートを羽織る場合、外気に触れてしまいますので、
血管は急激に収縮します。それでは最も危険なタイミングを避けることができません。

ご一緒する相手によっては、外に出てから羽織るのがマナーではありますが、
そこは健康のためですので、なんとか頑張ってください・・・。

それから、外に出てからの喫煙は控えましょう。どうしても一服したいという方は、
仕方ないので店内で喫煙を済ませてから店外にでましょう。

上記のふたつを守るだけでも、脳梗塞や脳血栓を患う確率を低下させることができますので、
健康的に美味しいお酒を嗜んでください。

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最終更新日 2015年11月1日

2013年12月3日 | カテゴリー:アルコールと健康

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