いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

寝返りがうてないと健康に悪い理由

快適に眠る女性
 

1. 同じ姿勢は負担がかかる

肩こりや腰痛の際にみられる、いわゆる「コリ」は、老廃物が蓄積した状態だと考えられています。
それで、コリは身体に負担がかかった状態が継続すると生じやすくなります。

「身体に負担がかかる=ハードな運動」とイメージされる方も少なくありませんが、
コリは必ずしも、しっかり運動した際に生じるものではありません。
実は殆ど動かずに、同じ姿勢を長時間つづけていると、かなりの負担になります。

スポーツなど運動をしている際には、血液をはじめ体液の循環は絶えず促されます。
それに対して、同じ姿勢を保つということは、体液の循環も滞りがちになるぶんだけ、
実はコリが発生しやすい状態にあると言えます。

デスクワーク等で、長時間座りつづけると、腰や脚の血流は停滞しがちになり、
腰痛や脚のむくみにつながってしまうというわけです。

◇ 過度な運動により筋力を酷使すると身体に負担が生じる
◇ 長時間同じ体勢をとっていると、身体により大きな負担が生じる

【拙・朝と夜では身長が違う理由





 

2. 肩こりや頭痛の原因

一か月程前、結婚を機に西宮に引越してきたクライアントさん(女性)がお越しくださいました。
半年前までは、東京で仕事をしていたそうなのですが、引越しに伴い退職し、
現在は専業主婦で関西に慣れ次第、社会復帰しようと計画していたそうです。

ところが、これまでのOL時代には全く感じなかった肩こりが、西宮に来てから酷くなりはじめ、
最近は頭痛まで出始めたのでなんとかしたい、とのこと。

お話を伺った後、あれこれと調べていくと、肩から首だけでなく、
全身に緊張がみられ、治癒能力がかなり低くなっていました。

施術後には、肩こり、頭痛ともに随分と改善でき、治癒能力もまずますの反応。

「これなら大丈夫そうです」と喜んでご帰宅されたのですが、
10日程経過した辺りで再び、「調子が悪い」とのご報告を戴きました。

こうなると、私生活の何処かに症状を誘発する原因があることになります。
見落としを見つけるべく、再びあれこれとお話を伺いました。

そうすると、全身が緊張している状態と関与していそうな、
東京で暮らしていた頃との、ある相違点が見えてきました。

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3. 寝相が悪くてはダメなのか?

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ご実家にお住まいだった頃は、母上様から、「恥ずかしいから治して」と、
懇願されるほど寝相が悪かったそうなのですが、
結婚を境にして、いきなり超がつくほど寝相が良くなったそうな。

このクライアントさんの場合は、「結婚を機に寝相を治さなくては」
という自己暗示にかかっていたと予想されます。

さらに隣で旦那さんが寝ている状態で不用意に寝返りをうってしまうと、
故意ではなくても、顔やお腹を叩いてしまう可能性を否定できません。

そのため、「寝返りを打ってはいけない」という暗示が追加されたため、
突然寝相が良くなってしまったと考えれらます。

このクライアントさんの様に、隣に人がいる事を気にして寝返りが減少してしまうケースの他に、
今まで畳で就寝していた人が、ベッドに変更した場合でも、寝返りが減少してしまうことがあります。

他には、出産後にすぐそばで赤ちゃんを寝かしていても同様に寝返りは減少します。
「ベッドから落ちるかも」、「横には赤ちゃんがいる」と無意識下に刷り込まれているわけです。

お越しくださるクライントさんに、「ベッド(施術用)もあるからここでも暮らせますね」
と、言われる事がありますが、横幅がなく寝返りを打てない施術用ベッドでは、
せいぜい1時間位が限度です。朝まで眠るのはとても無理でしょう。
寝返りがうてない寝床だと、質の良い睡眠を摂る事は難しいです。

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4. 寝返りが健康に良い理由

冒頭でも書きましたが、長時間に渡って同じ姿勢をとりつづけると、
身体にかなりの負荷が生じています。それは眠っている時でも同様です。

寝返りとは、身体の一か所に負担がかかり続けることを避け、
身体の他の部位にも可能な限り均等に負荷がかかるようにと、
健康を保つために無意識下で行われる動作なのです。

◇ 寝返りは身体の一か所に負担がかかるのを避け、他の部位に分散する効果がある
◇ 寝返りをうつ十分なスペースがないと、無意識のうちに寝返りを減らしてしまう
◇ 寝相が良すぎる人は、実は身体への負担が大きい

そういうわけで、2回目にお越しくださった際に、
「充分に寝返りを打てるスペースを確保してから就寝してください」
とお伝えしたところ、2週間程経過した頃に、
「肩こりや頭痛も再発せず身体の調子は良好です」との、ご報告を戴きました。

健康を維持するにあたって、睡眠の質は良くも悪くも大きな要因になります。
心地よく眠るために、寝室の状況を見直してみる事は有益ですよ。

なにはともあれ、調子が戻って良かったです。

※なお、ここで言う「寝返り」とは、無意識下でなされるものを指し、
  睡眠を中断して、自分の意思で体勢を変える動作のことではありません。

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最終更新日 2016年10月29日

2013年11月10日 | カテゴリー:睡眠の質を上げる方法, 身体のおはなし

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