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寒くなるとトイレが近くなるのは何故か?

最終更新日 2016年11月27日

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1. 冬になるとトイレが近くなる

気温の低下に伴い肌寒い季節になると、「急にトイレが近くなったんですけど・・・」
という主旨のご相談を戴きます。例年のことですので、すっかり風物詩ですね。

いきなり結論を言わせて戴くと、秋から冬にかけて、トイレが近くなるのは
身体の正常な反応ですから、あるいみでは健康的と言えます。

寒い時期になれば尿意をもよおす頻度が増えることは、誰もが経験していると思います。
それでは、寒くなると何故トイレが近くなるのかと言いますと、理屈としては、以下の通りです。

夏の暑い時期は、身体に熱がこもり体温が上昇するのを抑制するために、
発汗して身体を冷やそうとします。それに対して、気温が下がってくると、
今度は一転して体温の低下を防ぐために、身体は発汗しにくくなります。

そうしますと、これまで主に発汗によって排出されていた体内の余分な水分は、
尿として体外に排出する以外に方法がありません。

【拙・和式トイレが健康に良い理由





 

2. 汗ではなく尿として体外に

通常、夏から秋、秋から冬にかけて気温の低下とともに、
水分の摂取量は、必要に応じて徐々に減少していきます。

ところが、残暑が厳しい年には季節の移り変わりも駆け足になり、
気温が急激に変化します。イメージとしては、秋がなくて、
いきなり夏から冬になったように感じる年がありますよね。

その場合、身体に必要な水分摂取量の調整が間に合わず、
残暑の惰性で夏に近い水分を補給してしまう傾向があります。

補給する水分量が殆ど同じで、汗をかく量が減ってしまうと、
そのぶん排尿量が増えるというわけですね。

従いまして、残暑が厳しく秋が短い年なら、「急にトイレが近くなる」
という現象は、決しておかしな事ではありません。

◇ 暑い時期 ・・・・・ 体内の水分は汗となって体外に排出される
◇ 寒い時期 ・・・・・ 汗をかく量が減少した分、尿として体外に排出される

【拙・水は毎日2リットル飲んだ方が身体に良いのか?
 

3. 尿意と膀胱の関係

ところで、尿は腎臓でつくられ、尿管を通って膀胱へと送られます。
もちろん個人差はありますが、通常だと膀胱に、150ml前後の尿が溜まると
尿意を感じはじめ、250~350ml程度溜まるとトイレに行き排尿しようとします。

それで、実際には先にあげた数値、尿の量によって決まるわけではなく、
膀胱の容量と、尿の量の比率によって決まります。

従いまして、平均的な膀胱の大きさの人と比べ、平均より大きめの膀胱の人は、
尿意を感じはじめるまで時間に余裕があることになります。

ちなみに、心臓や肺などのサイズは、基本的にカラダの大きさと比例しています。
身体が大きいと、心臓や肺も大きいものです。

ところが、膀胱はカラダの大きさとそれほど比例していない傾向がありますので、
サイズの個人差が大きい臓器と言えます。つまり、身体が大きくても膀胱が小さければ、
尿意を催す間隔は短くなるわけです。

【拙・ビールが水分補給にならない理由

 

4. 寒くなるとトイレが近くなる理由

寒さで尿意を催した女性の画像
 
その他に、膀胱は冷やされると収縮するという特性があります。
例えば、暖かい室内から寒い室外にでると、突然、尿意を感じることがありますよね。

これは、急激に身体が冷やされた(寒冷刺激)結果として膀胱が収縮し、
膀胱と溜まっている尿の比率が近くなったことにより引き起こされる現象です。

例えば、膀胱の容積が10だと仮定して、尿量は5溜まっていたとします。
5/10ですから、ちょうど半分ですね。この時はまだ尿意を感じていません。

それで、寒い場所に移動すると、膀胱が収縮し8になったとします。
そうしますと、尿量は5のままでも、容量が8になった時点で 5/8となり、
膀胱を圧迫し始めて、突然尿意を感じることになります。

なお、ベルトを強く締めた時や前かがみになった時などは、膀胱が物理的圧迫を受けて、
一時的に膀胱の容量と尿量の比率が近くなり尿意を感じます。

【拙・寒くなると便秘になるのは何故なのか?
 

5. 尿意を抑えるために出来ること

身体が温まっていると、膀胱の収縮はおこりませんので、基本的にはカラダ、
特に腹部、足首や手首、首周りを冷やさないように心掛けることが重要です。

少し暑いと感じる程度に着こんでおけば、冬といえども発汗しますので、
尿が蓄積される速度が緩やかになり、トイレに行く回数を減らすことができます。

水分補給も冷たい飲み物の替わりに、温かいものを摂取することで、
身体が冷えてしまうのを回避しましょう。

コーヒーやアルコール等、利尿作用のある飲み物は排尿を促します。
平たく言いますと、飲めば確実にトイレが近くなりますので、
トイレに行く回数を減らしたい場面では我慢しましょう。

※ コーヒーは毎日飲んでいる方であれば、水と同じ扱いでも大丈夫です

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2013年10月30日 | カテゴリー:身体のおはなし

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