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治りにくい自律神経症状を治すために

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1. 自律神経とは何なのか?

日常生活において、歩いたり走ったり、あるいは手を伸ばして物を掴んだりする動作は、
当然ながら、自分の意思で動かしているのですが、その動作を制御しているのが脊髄神経です。

その脊髄神経に対して、汗をかいて体温を調節したり、ホルモンのバランスを調整したりと、
自分の意思では制御することができず、自動的に働いているのが自律神経です。

<A> 脊髄神経 ・・・・・・ 自分の意思でコントロールできる
<B> 自律神経 ・・・・・・ 自分の意思ではコントロールできない

さらに、自律神経は仕事や勉強、あるいはスポーツなど、活動中に活発になる交感神経と、
睡眠を含む休止中、つまりリラックスしている時にに活発になる副交感神経に大別されます。
自律神経とは、交感神経と副交感神経が必要に応じて切り替わることにより機能しているわけです。

<a> 交感神経   ・・・・・・仕事したり、勉強したりする際に優位になる
<b> 副交感神経 ・・・・・・睡眠時や、ゆっくり休む際に優位になる

通常、交感神経が優位になり活動すると、活動をやめて休息に入った際に、
副交感神経が優位となって、活動により疲労した心身を回復させています。

ところが、極度に心や身体を酷使してしまうと、交感神経が優位になり過ぎてしまい、
思うように副交感神経が優位にならないことがあります。

副交感神経にスムーズに切り替わらず、交感神経の緊張がつづいたままでいると、
表向きは休息をとっていても、身体は休息モードに入ることができずに、
思うように疲労を回復させることができない状態に陥ってしまいます。

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2. 自律神経のバランスはこうやって崩れる

小学生の頃、遠足の前日に、あまりに楽しみでテンションが上がり過ぎてしまい、
なかなか眠れない経験をしたことがある方も少なくないと思いますが、
これは、交感神経から副交感神経にうまく切り替わらなかった事が原因です。

また、社会に出てからも、集中力が要求される難しく重要な仕事をこなした夜は、
いつもより疲労しているはずなのに、どういうわけだか寝付きにくい、
という経験をした事があるのではないでしょうか?

ここでも、やはり自律神経がうまく切り替わらなかったことが原因なんですね。

小学生の遠足は毎日あるわけではありませんので、 数日もすれば、
自律神経は本来あるべき状態へと戻っていきますので、深刻な状態になることはありません。

ところが、大人になってからの仕事や家庭でのストレスは、一過性のものではなく、
継続的に負荷がかかる場合が少なくありません。その場合は、毎晩の睡眠でも
身体の疲労を回復させることができずに、翌日以降に蓄積されていくことになります。

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体調を崩しそうな女性の画像
 

3. ストレスを解消できないと何が起こるか?

ハードな仕事だけに限られた事ではなく、慣れない育児や、受験勉強でも、
長期間に渡りストレスが掛かりつづける環境におかれる人は少なくありません。

強いストレスが継続的につづくと、自律神経は交感神経が優位な状態がつづく事になり、
副交感神経との切り替わりが、スムーズにいかなくなってしまいます。

そうすると、自ずと睡眠の質が低下してしまい、身体が回復する機会を得られません。
回復しきっていない身体に、新たなストレスが加わることによって、
さらに睡眠の質が低下してしまう、という負のスパイラルに陥ってしまう事になります。

強いストレス

交感神経が緊張

睡眠の質が低下(身体が十分に回復できない)

更に交感神経が緊張

そして、交感神経の緊張が長期間に渡って継続してしまった場合は、
自律神経失調症や、不眠症、パニック障害等を併発してしまう可能性が高くなります。

自律神経のバランスは短期間で乱れるものではありませんが、言いかえると、
いったん自律神経のバランスが崩れてしまい、上記にあげた疾患を患ってしまうと、
そこから抜け出すにはかなりの時間と労力が必要になります。

それを避けるためにも、過度に疲労してしまった時ほど、しっかりと休息にあてる時間を確保し、
ヒトが本来有している自然治癒力が正常に機能できる環境を維持してあげる必要があります。

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4. 自律神経失調症とは?

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自律神経失調症とは、それ自体が正式な病名ではなく、自律神経のバランスが崩れたことにより
生じる様々な身体の不調のことを指しますが、定義や概念について多様な意見や考え方があります。

それ故に、病院で検査を受けても、「異常なし」という結果に終わることも少なくありません。

特に女性は月経があるため、男性と比較してホルモンの分泌が変動しやすく、
自律神経のバランスにも影響しやすいという事実は理解しておく必要があります。

4-1. 自律神経失調症は以下の4つに分類されます

◇心身症型自律神経失調症 日常生活において疲労やストレスがあっても、我慢して
 過ごしてしまう人がなりやすく、 自律神経失調症と診断される大半がこのタイプでです。

◇本態性型自律神経失調症 先天的(生まれつき)に自律神経のバランスが乱れやすく、
 低血圧、体力に自信がない人がなりやすい。

◇神経症型自律神経失調症 心理的な要素が多分に含まれ、自分の身体に敏感な人、
 感受性の高い人がなりやすい。

◇抑うつ型自律神経失調症 慢性的なストレスの蓄積により、うつ反応が生じるタイプです。

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5. 自分にあった治療方法を

上記にあげた分類や実際の症状などにより、身体に対するアプローチが必要なのか、
メンタル的なケアが必要なのかを見極めつつ、 生活環境を含めて改善していく必要があります。
※場合によっては両方に対するアプローチが必要です

自律神経失調症の改善に、実際に効果があるとされているのは、 整体を含む徒手療法のほか、
カウンセリングに代表される心理療法、 病院・クリニックでの薬物療法などがあります。

アプローチの方法だけでなく、治療を担当する医師やセラピストとの相性もありますので、
先ずは自分の身体の状態を把握し、自分にあった治療を見つけ出しましょう。

なお、当院では、副交感神経が優位な状態になるよう誘導しつつ、自力で回復する環境を整えたうえで、
自律神経のバランスが崩れてしまった要因を取り除いていく身体に負担が掛からない方法をとります。
ご関心のある方はお気軽にご相談ください。

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最終更新日 2016年10月20日

2013年10月19日 | カテゴリー:自律神経の乱れ

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