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身長を伸ばす手術のリスクを考えてみる

リスクを考える女性
 

1. 手術で身長は伸ばせるか?

livedoor news 2013年8月31日
美容整形が盛んな韓国で、“四肢延長術”によるトラブルが相次いでいる。本来は疾病や変形で非対称な四肢を正常にするための手術だが、“長身になれる手術”として美容整形感覚で行う人が多いようだ。
結果的に深刻な副作用に悩まされる人は後を絶たず、中には元の生活に戻れなくなった人もいるという。~後略~

怪我や事故で骨折してしまっても、骨には再生能力があるため、
時間が経過すれば骨折した部分に新しい骨が形成されます。

結果として骨折した箇所が繋がれば、修復過程において新しく形成された骨のぶんだけ
骨折前と比較して長く、分厚くなります。とはいえ、数ミリという微々たるものですけれども。

従いまして、意図的に骨を切断し修復を待つ、完全に骨が繋がれば再度切断する、
という行為を繰り返し行えば、理屈の上では身長を伸ばせることになります。

「骨を切断する」というだけで、普通の人は身長を伸ばす手術に躊躇してしまうでしょうけれども、
トラブルが相次ぐということは、それなりの人数の人が実際に手術に踏み切ったことになりますね。

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2. 骨だけの問題ではない

骨だけに注目するのであれば、再生能力のお陰で骨が繋がることは、
ほぼ間違いありませんが、実際にはそう単純な話でもありません。

骨格というくらいですから、骨は身体の土台みたいなもので、皮膚や脂肪、
筋肉の奥に存在しています。周辺には血管や神経、靭帯だってあります。

つまり、骨を切断するということは、それらの組織にも少なからず損傷を与えますので、
骨が繋がったとしても、筋肉や筋肉を覆っている筋膜は元通りにはなりません。

事故や怪我で骨折しても同じことが言えるのですが、損傷した箇所には傷が残り、
損傷前と同様のスムーズな動きはできなくなります。

プロ野球の投手なんかでも、故障によって手術をすることになると、
復帰後は手術前と比較してスピードが出なくなった、キレがなくなった、
という逸話はよく耳にしますよね。

ボールを投げる動作は、身体の骨や筋肉を連動させたうえで成り立つ運動ですから、
パフォーマンスが落ちてしまうのは妥当な結果なんですね。

だからこそ、プロ野球の投手に限らず、スポーツ選手は極力手術を避けて、
可能な限り違う方法での治療を模索するわけです。

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3. 身長を伸ばす手術はハイリスク

「プロスポーツ選手でなければ、多少は身体能力が落ちても大丈夫なのでは?」
とお考えになるかもしれませんが、確かにそれはその通りです。
手術したプロの選手でも、日常生活であれば基本的に不自由なく過ごせるでしょう。

とはいえ、損傷した箇所は完治してからでも、動作の連動性が低下してしまうため、
身体に負担がかかりやすい状態であることに変りありません。

さらには、身長を伸ばす手術を受けてから、そのまま歩けなくなってしまったり、
骨盤が壊死したという例もあります。

それらを踏まえて総合的に判断すると、リスクが高すぎると言わざるを得ません。

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最終更新日 2016年9月8日

2013年9月18日 | カテゴリー:身体のおはなし

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