いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

痛みを感じやすい人、痛みを感じにくい人

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1.痛みの感じ方には個人差がある

肩がこっていたり、あるいは、腰に緊張がある場合であっても、「肩がこった」、
「腰が痛い」、と苦痛に感じる人と、まったく気にならないどころか、
疲労していることに気付いていない方さえいます。

世間一般でいわれる、いわゆる個人差ということになりますが、痛みを感じやすい人、
つまり身体の不調に敏感な人は、それだけしんどく、つらい思いをする機会が増加します。
逆に、痛みを感じにくい人は、身体の不調や不具合に悩まされる機会は自ずと少なくなります。

痛みに敏感な人が頻繁に痛い、あるいは、しんどい等を周囲に訴えていると、
下手をすれば、「何事に対しても大袈裟な人」認定されかねません。
痛みを感じやすい人からすると、痛みを感じにくい人が羨ましく思えるでしょうね。

それでは、痛みを始めとした刺激に対して敏感な人よりも、刺激に対して
鈍感な人の方が優れているのかというと、もちろん、そんなことはありません。

【拙・揉み返し(もみかえし)の原因と対処法





 

2.痛覚が欠落した個体の生存率

例えば、痛覚がないと当然ながら痛みを感じる事ができなくなります。

バラなど棘のあるものや、熱いヤカンに、うっかり手を触れてしまうと、頭で考えるまでもなく、
すぐさま手を引っ込めますよね?手を引くべきかどうか、時間をかけて迷っていると
致命傷になりかねませんので、痛み刺激(熱すぎるのも痛み刺激です)を脳が感知した段階で、
脳からの指令を待たずに、身体が勝手に手を引っ込めています。反射による動作なんですね。

ところが、痛覚がないと、この反射が起きません。それどころか、痛みを感じないがゆえに、
いつまでも接触したままで、動かせば動かすほど指先は傷ついていき、出血も増えていきます。

要するに、痛みを感じないと、怪我をしている事に気づけないため、
さらに身体を傷つけてしまうことになり損傷はどんどん大きくなっていきます。

ヒトに限らず、生物において痛覚の欠損は、生存していく上でかなり厳しいハンデといえ、
実際に、ヒトも動物も痛み感覚が欠損している個体の寿命は長くありません。

【拙・歯の痛みと肩こりの意外な関係
 

3.小指をぶつけると物凄く痛い

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ついうっかり、足の小指をタンスや机の角にぶつけてしまうことってありますよね?
僕もたまにぶつけるのですが、それはもう滅茶苦茶痛いです。

しかも自業自得なだけに、怒りの矛先を向ける相手もいないため、
痛いのを我慢しつつ、「小指に、ここまで強力な痛覚は不要だろ?!」
などと考えてしまいます。

ところが、よくよく考えてみると、絶妙なバランスの痛みに設定されているんですよね。
自分の足を確認して戴ければすぐに分かりますが、小指は小さいうえに細く、爪も骨も小さいです。
1番外側のぶつけやすい位置にありながら、構造的には最も脆い指だったりします。

「ぶつけてもいいや」くらいの勢いでガシガシ歩いて、実際に勢い良く何度もぶつけると、
そのうち小指は粉砕されて、指として機能しなくなるでしょう。

「小指をぶつけると物凄く痛い」としっかり記憶に刻まれるからこそ、
無意識のうちに、小指をぶつけないような動作、あるいは、
ぶつけても損傷しない程度に力加減をしているわけです。

【拙・素足が健康に良い理由
 

4.痛みを感じやすいのは悪い事か?

痛覚を欠損した個体の生存率が低い事を考えると、痛みなどの刺激に対して鈍感である個体よりも、
身体の異変を直ぐに察知できる敏感な個体の方が、生物として優位と言えます。

これは日常の生活における病気や怪我においても同様で、早い段階で身体の異変を察知し、
速やかに対応できれば、元の状態に戻すことも比較的簡単ですが、
相応に進行してしまった状態から、健康体に戻すには労力が必要になってしまいます。

従いまして、痛みを感じやすい人は、しんどくてつらい思いをする機会が多くなってしまいますが、
その分だけ、初期の段階での対応が可能になり、大きな怪我や大病を患う機会は少なくなります。
痛みを感じやすい身体は、決して劣っているわけではありませんよ。

なお、自律神経のバランスが崩れることにより、刺激に対して身体が過剰に反応してしまうことがあります。
ちょっとした引っ掻き傷なんかでも、肌が腫れてしまう現象で、いわゆる「みみず腫れ」ですね。
その場合は、自律神経のバランスを整えてあげれば刺激に対する反応も正常値に戻りますのでご安心を。

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最終更新日 2016年9月27日

2013年9月3日 | カテゴリー:脳のおはなし

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